4月25日(水)7年前
今から7年前の2000年3月、
私がプロデューサーをしていた「惑星ピスタチオ」という劇団が解散となった。
あの時、私はどんな気持ちでいただろう?・・・と思い返す。
解散することの不安や寂しさはあったけど、
それ以上に、
いつもの作品創りに対する情熱があって・・・
とにかく必死でいつものよう舞台に挑んでた。
「1ステージだってね、無駄にしたくない。
今夜倒れて明日の舞台に立てなくてもいいから、
だからとにかく200%今日出し切って 」と
10年いつも訴えた。
(今でもしょっちゅう言ってしまう)
だから、惑星ピスタチオ解散となった公演ですら、
お客さんには「解散公演」ということはさておき、
ただ純粋に「4人のN氏」という作品を観て感じて欲しい。。。と心から願ってた。
当時足を運んでくれ、私たちの解散(出発)を
見送ってくれた2万人近い当時の観客の皆さんに、
出来るならば今伝えたいこと----
「おかげさまで私たち、元気にやってます。、
末満健一は素敵なエンターテイメントを書いて演出してるし、
遠坂百合子はついに作品を書いたし、
腹筋も勿論元気バリバリ&スキンヘッドで
宇田尚純も福岡ゆみこも元気です。
観に行かれましたか?どうでしたか?
それから、私はまた、
西田シャトナーや保村大和と一緒に、
思い出のトップスでやれることになりました。
とにかく武者ぶるいしながら、トキメイテます。
面白ろ可笑しく切ない「感じわる大陸」。
この公演の稽古は楽しいんですよ。
大阪公演を企画できてなくて、
それがとても残念なんですけど・・・」
ああ、いま、とても胸が熱い。
明日は、夫・チョビレKこと平野勲人(37才)が
15年続けた劇団TEAM
発砲・B・ZIN 「JUGO」の東京千秋楽。
私は愛娘・京花ポンチ(10才)と一緒に観に行く。
「JUGO」は、まだ
大阪公演、つくば公演と続くから最後じゃない。
発砲を解散した後も、
いくらだって芝居をやれると知っている。
劇団があろうとなかろうと、
努力して稽古して考えて心を熱くして魂を震わせて、
そしてお客さんと自分の胸を焦がして
生きてくことに変わりないだろう。
だから明日も
いつものごとく集中力と体力を使い果たして帰ってくるはずの彼に、
いつものように笑顔でお疲れ様。
感慨深いセリフなど、
私にはそらぞらしくて恥ずかしくて言えないんですよ。
ただ、これからも、ずっとチョビレを明るく応援するよ。
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